マドリードの新スポット! GOURMET EXPERIENCE [マドリードの店]
マドリードの3つ星レストラン「DIVERXO」のお手軽版「Street-XO」のオープンキッチン
Reikoさま
前回、マドリードは暖冬…と書いたのですが、寒さが戻ってきました。
今日はマドリードの中心地にある新しいスポットを紹介しようと思います。
日本ではソラマチなんてよく聞きますが、行ったことはありますか?
最近のマドリード、中々の青空!でしょう。青空の写真はマドリードのへそ、「ソル広場」です。
ここから歩いて5分もしないところにカジャオ広場があり、「エル・コルテ・イングレス」という デパートから始まる「プレシアードス」という通りで繋がっています。ブティックや靴、ランジェリー、 アクセサリーの店、おみやげ物屋などなど、見ていても楽しい通りです。
最上階からの眺めは最高!のGOURMET EXPRIENCE
さらに進んでカジャオ広場に着くと、「エル・コルテ・イングレス」がもう1軒現れます。 昨年、ここの最上階にグルメスポットの「GOURMET EXPERIENCE」ができました。 日本語でいうと「グルメな経験」。お洒落な名前ですよね。
以前、ここはいわゆる“デパートの食堂”でした。
窓からの眺望は素晴らしく、王宮やオペラ座、遠くに王の狩場だった森も見渡せます。 煉瓦色の屋根やカジャオ広場の喧騒が間近に迫ります。私はこの場所が大好きで、 人の混んでなさそうな時間を選んでお茶をすることもよくありました。
この絶景を活かして夜11時半まで営業しているので、マドリードにいらしたら一見の価値ありです。
客の目の前でつくってくれるこの料理、たしかにアジア風…
景色のことばかり書いてしまいましたが、もちろんグルメな経験が出来る場所なのでいろいろな店があります。
現在の目玉は、今回ミシュランの3つ星を採った「DIVERXO 」 が経営している「STREET-XO」。
本店と同じく、スペイン人の作るアジアチックなフュージョン料理を手軽に楽しめます。 オープンキッチンで働いているのは今どきのイケメン青年ばかり。 メニューを一つ一つ説明してくれた後は、ガンガンにかかったロックに乗って踊りながら…と言っても 過言ではないパフォーマンスで、注文した料理を作ってくれます。
そして出来た料理は皿ではなく敷紙に盛りつけています。
「DIVERXO」を率いるシェフのダビットには、一度だけ仕事で紹介されて会ったことがありますが、 モヒカンで鼻ピアスのアンちゃん(失礼!)という出で立ちで、なかなか面白い人でした。
最近の写真を見たら、彼のファッションは変わらないようです!
本店はわかりませんが、ここでは焼きそばなど炒めものをアレンジした料理が美味しい…というより、 臨場感を楽しむ感じ。以前、一緒に食べに行ったフランス人の寿司シェフは「僕達ヨーロッパ人の持つ アジア料理のイメージがこれかなぁ」と言っていたけど、当たっているかもしれません。
メキシカンレストランのプラート。タコスがおいしそう!
その他、中国人の経営する点心と寿司(?!)、ピザ、大手の肉屋さんが展開しているグルメハンバーガー、 メキシカン、タパスバーにアイスクリーム、お洒落なパンやケーキを揃えたカフェ。
店はどこも小さくてバル形式なので、テイクアウトして外の見えるテラスなどの席で食べることが出来ます。 もちろん、景色のいい席は、はじめに埋まってしまいますから、景色を楽しみたいときにはまず席取りを。
私はここのほぼすべての店で試してみましたが、先に書いたSTREET-XOと同じく、 どこもおしゃれで高級なファストフードという感じでしょうか。
こちらも見逃せませんね。世界の食材コーナー
また店の並ぶ反対側には、インターナショナルな高級な食材が揃っています。
ワインや生ハムを始め、チーズや調味料、チョコレートやお菓子類も揃っています。もちろん日本食材もたくさんではありませんが、売っていますよ。
お値段は――やっぱり高級でした。
マドリードの中心地に新しく出来たこのスポット、たぶんこれからももっと広がっていくでしょう。
グルメな経験をしに、立ち寄ってみるのも楽しいですよ。
Miya
これがマドリードであらたにミシュラン3つ星に輝いた「DIVERXO」のダビッド・ムニョスシェフ
Miyaさま
すぐにマドリードに飛びたい!! フランス人シェフがブログで「DIVERXO ディベルショ」の ダビッド・ムニョスさんのことを書いていて、興味津々だったんです。
だって、このルックスですもの! 2014年のスペイン、ポルトガル版で、スペインで唯一、 新しく3つ星に輝いたレストランなのですね。
こちらのニュースサイトで彼のことがわかる記事を見つけました。それによると…。
http://gulfnews.com/life-style/food/features/three-michelin-stars-for-quirky-madrid-restaurant-diverxo-1.1259076
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自らを「野蛮な」アプローチで客を迎えるというムニョス氏。彼のレストランでは、 食べている途中の客の皿に、料理人が材料を放り込むという光景が見られる。 スペインで8軒目の3つ星レストランになったことを知ると、33歳のムニョス氏は 「奇跡だ」とコメント。スペインの最年少3つ星シェフのキッチンはわずか30㎡だ。 「ディベルショで3つ星レストランのコンセプトを変えたい」と彼は言う。 1日15時間働き、この6年間、休みを1日もとっていないという勤勉ぶりだ。 「ここでの食事には、サプライズを覚悟してほしい」そうだ。
メニューは7皿からなる「ショートコース」(95ユーロ)と、 11皿からなる「ロングコース」(140ユーロ)の2つのみ。
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Miyaさんが紹介してくれた「STREET-XO」のほうは、5月にロンドン店ができるようですよ。 マドリードの元気な一面を見た気分です! 私もグルメな経験したいわ。 貴重な情報ありがとうございました♪
Reiko
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