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マドリードでぜったい立ち寄りたい修道院のお菓子店 [マドリードの店]

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マドリードにある修道院のお菓子の店 
 
 
Miyaさま

Hola, Miyaさん。秋が深まってきた日本です。明日は連休を利用して家族恒例のりんご狩りです。Miyaさんに以前から「近所に修道院のお菓子屋さんがある」と聞いてから、途端に“修道院のお菓子”に興味が湧きました。

修道院のお菓子というと、真っ先に思い浮かぶのが「バター飴」「トラピストクッキー」です。いっとき、北海道土産などでバター飴が世の中に出回ったことがありませんか? 子供のじぶんはバター飴の「ビミョー」なシュクレ・サレ(甘じょっぱ)な感じが好きになれませんでした。

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教文堂の4階にカフェがあるって知っていましたか? 

で、ふと思い出したのですが、銀座4丁目の交差点に近い「教文堂」という本屋さんの4階にあるカフェのことを。ここではなぜか修道院のお菓子を扱っています。

バター飴でもなく、トラピストクッキーでもなく「トラピスト ガレット」です。これも、修道院のお菓子としてポピュラーですよね。ぷっくりと厚みがある、格子柄の愛嬌のある形!いわゆる「ほっこり系」菓子ですね。形も簡素で、味もくどすぎない、修道女たちの奥ゆかしさその
 
 
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教文堂のトラピストガレット。その素朴なおいしさは飽きることがない 
 
 
教文堂で扱っているのは那須トラピスト修道院のものです。日本にはどんな修道院のお菓子があるのか、この機会に調べてみました。

伊万里の聖トラピスチヌ修道院には、トラピストクッキーやベルギー、フランス風クッキートラピストマドレーヌ!というのもありました。

北海道紋別のカルメル会修道院は「かなりおいしい」クッキーが評判のようです。アーモンドはチーズ、ココアと味も他の修道院クッキーに比べると変化があります。

大分トラピスト修道院のラインアップは幅広いです。

四ツ谷のキリスト教関連書店には修道院菓子のセレクトコーナーみたいのがあるらしい。ここは一度行かないと。日本各地の修道院のお菓子が売っています。

明日はせっかく長野に行くので、修道院がないか探してみようかな。りんご狩りのあらたな楽しみになりそうです♪
 
 
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マドリードの修道院菓子についても、ぜひ聞かせてください!

Reiko
 
 
 
from madrid to tokyo
 
 
 
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マドリードの旧市街、アウストリア地区にあるなんともかわいらしい修道院のお菓子店 
 
Reikoさま

11月になってぐんと寒くなりました。
もう晩秋、ついこの間までに日中が半袖だったのが嘘のようです。
紅葉を楽しむ間もなく、落ち葉は乾いて落ちてしまうんだろうなぁ。
Reikoさんは、日本の秋、きっと紅葉をとりんご狩り楽しんだでしょう!
羨ましいなぁ。

そうそうこの前、修道院のお菓子屋さんの話をしましたっけね。
このお店、マドリードの旧市街、アウストリア地区にあります。
中世の面影を残すこの地区ハプスブルグ王朝期の建物や小道が残っています。
私は時々、考え事をする時に散策します。
なんだか中世にタイムスリップしたようで不思議な感覚になるの。
Reikoさんもぜひご案内しますね。
 
 
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その地区の中心にある旧マドリードの市庁舎のすぐ近くにあるにがこのお店。
とっても可愛いでしょう。
はじめは、修道院のお菓子を扱っているとは知らずに、その可愛さで入って見たのです。
ずらっと並べられているには、修道院で作られている素朴なお菓子やジャム、蜂蜜などです。
 
 
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修道院のお菓子といえば、私がまだ若い頃の友人に教えられて京王デパートの地下によく買いに行きました。今は銀座の本屋さんのカフェとは…
そうそうトラピストの飴、懐かしいです。
 
 
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スペインはカトリックの国なので、祝日も宗教的なものや聖人の日などがあり、
その度に食べるお決まりのお菓子もありますが、貧しい人たちに分け与えたり、
運営の収入を得るためにも作られているお菓子、素朴で魅力的ですね。
うちの息子は、大学に行くまでカトリックの学校に通っていたので、
この季節になると寄付のお願いが来ていました。
お金ではなく、砂糖や小麦粉、乾燥した豆など一般的な食材です。
スーパーやデパートでは、もう一袋買って寄付しましょう!というPRもありましたっけ。

そういう食材や場合によっては自分達で栽培したものを材料に作られていたのかもしれませんね。
スペインでは、良質のアーモンドが有名ですが、そのためかこのお菓子たちもアーモンドの粉が使われています。
中には、原材料はアーモンドの粉と砂糖と水だけなんてものもあるそうです。
 
 
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この間、この店に立ち寄った時は蜂蜜の飴を買いました。蜂蜜とレモンを固めただけのような小さな飴です。
その時にレジの近くにあった色とりどりの小さな粒、じっと見ていると
「あぁ これも飴よ。スペインにむかーしからあるの」と声をかけられました。
 
 
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よく見ると小さな金平糖でした! 驚き!
調べて見ると語源はポルトガル語のCONFEITO(コンフェイト・砂糖菓子)
金平糖のルーツはイベリア半島だったのですね。
それにしても色とりどりに輝く金平糖、当て字だそうですが、写真にぴったりの漢字だと思いませんか。

Miya
 
 


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Alberto Chicoteシェフの「YAKITORO」がマドリードで大盛況! [マドリードの店]

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TVでも人気のアルベルト・チコテがシェフを務める「ヤキトロ」in マドリード 

 

Reikoさま

なんだか空が高く感じる9月!朝晩は涼しくなっています。

夏の疲れなのか、ふっと力が抜けたように感じることがあるのは、いつもこの時期。そんな時は、気分を変えてマドリードの新しいレストランを紹介しますね。

つい最近、ムルシア(スペイン南東部で海の近いエリア)で日本レストランを展開しているスペイン人の友人が、マドリードに行くついでに寄りたいといったのが、数カ月前にオープンした面白いレストランです。


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エントランスもなんだかオシャレ 


その名はYAKITORO(やきとろ)」プロデュースしたのは アルベルト・チコテ(Alberto Chicote)というスペインでは有名なシェフです。経歴その他はHPにもあるので書きませんが、TVの番組も持っています。このレストランをオープンする前に私のお店に打ち合わせで来てくれたのですが、周囲からサインを頼まれたり、写メを撮られたり、その人気には驚きました。私はかれこれ10年以上前から仕事でお付き合いしてきましたが、こんなに有名人とは知りませんでした!



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これが看板メニューの「YAKITORO」


この店のメニューは日本の焼き鳥がベースになっていて、肉や野菜、そしてイワシ、鱈、もちろん鮪のトロを串焼きにして、チコテ特製の各種ソースでいただきます。言ってみれば、スペイン風ニューウエーブ焼き鳥屋でしょうか。


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普通(?)のヤキトリもあるようです


チコテは、長年にわたりフュージョンのレストランでシェフをしてきているので、日本の食材もよく知っています。胡麻だれや照り焼きソースの他、スペインのカナリアス諸島の名物モホソース(salsa mojo:唐辛子やコリアンダー、にんにく、オイル、酢を混ぜたもの)もあり、楽しめます。ただし、ソースの量が多めかな。



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オススメ前菜のひも状ポテト。くり抜いたテーブルにビールをディスプレー

店には外からも見える厨房があるのですが、串焼きはレストラン中央で目の前で焼いてくれます。前菜に勧められたのは、ひも状にカットしたじゃがいもを揚げたもの。よく見るとみんな頼んでいました。また、メニューの中にガリとトマトを使ったサラダがあるのですが、これは何年か前に私がガリのメーカーさんと一緒に日本レストラン以外へ提案したメニューです。懐かしい!!


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日本食のイメージはまったくない、最新式の厨房です



そして、飲み物はスペインビールの他に日本のこしひかりを使った「越後ビール」。この店のテーブル、見てください。真ん中を切り取って、氷を入れ、各種ビールをディスプレイしています。ひと目でラベルがわかり、知らない銘柄も注文しやすい素晴らしいアイデアだと思いました。


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ハンペンではなくマシュマロ、そしてワサビとカシスのシャーベット


ひとしきり食べた後にはデザート。私は、口直しに隣のカップルが食べていたカシスとわさびのシャーベットにしたのですが、一緒に行った男性二人は大きなマシュマロを串焼きにしたもの、これこそチョコレートソースをかけたらもっと売れるのでは…と思うのですけど。

ごちそうさま。お腹いっぱいです!


マドリードの中心地にも、同じ通りに4件も日本レストランがありますが、大盛況なのはこのお店。客層はとても良さそうで、単価は20ユーロくらいでしょうか。今回は食レポ風??でした。Reikoさん、最近行ったレストランで印象に残ったところはありますか?


Miya

 

from madrid to tokyo

 

Miyaさま

振り返ってみれば、今年の夏はそう暑くなかったような気のする日本です。でも、豪雨など異常気象が続き、このところ大きめの地震もあって、なんとなく不安です。

YAKITORO、おもしろい! スペインでは日本食は日本食として、そして気鋭のシェフはフュージョン料理を彩るアイデアとして、日本の食材や調理法を取り入れているんですね。日本酒を世界に広めようという動きが活発化していますが、日本の食材もいろいろな国のシェフによって、アレンジされていくのを見たいです。「ガリ」なんて、私は大好物だけれど、普段、日本ではメインになることがないでしょう? 日本では埋もれていても、外国人の目で見ると「ワンダフル!」なものを発掘して、Miyaさんと私で広めるビジネスとかいいかも(笑)

さて、YAKITOROで気になったのは「Salsa Mojo」。無類のパクチー、つまりコリアンダー、シラントロ好きの私は食いしん坊の想像の羽根がはばたきまくりました。


noodle (768x1024).jpg 蒲田「喜来楽」。


そして、夏の間に2軒、パクチーが山盛りの店に行きましたよ。1軒は神田にある、中国東北方料理の店「味坊」と、蒲田の佇まいが不思議すぎる台湾料理店「喜来楽(シライル)」 です。


味坊はパクチー、羊、クミン&自然派ワイン(12500円均一)、喜来楽はパクチー、ひき肉、タケノコ、紹興酒というかんじ。大雑把すぎるご紹介。どちらも、サービスといい、人懐こさといい、「モンゴル平原で出会った人はみな家族」的な温かさが心地いいです。



hitsuji (768x1024) (2).jpg 神田「味坊」。


結局、日本人は中華系の味が大好き。きっとスペインにも中国料理店はたくさんあるでしょうが、日本の味も同じくらい各国に根づいてくれるといいなと思います。スペインの人々にとって、日本食のどこが魅力的なのでしょうね。とても知りたいです。私たちがスペイン料理を食べたいと思うのは、たぶんニンニクかな。あと適度な塩け。そしてトマト。やはり「旨み」に敏感な私たちは、旨み食材を使っている食事に惹かれるのだ!!と、勝手に結論してみました。

さて、食欲の秋にそなえ、腹筋、腹筋。

では、Miyaさん、楽しい週末を!

Reiko



 



 



 



 


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スペインと言えば、やっぱり「JAMONハモン」! [マドリードの店]



目利きのいるハム屋さんは、マドリードでも希少



Miyaさま



日差しは春めいてきましたが、まだまだ寒い日本です。Miyaさんお元気ですか? 3月初旬は展示会の季節です。毎年楽しみなFOODEXに行ってきましたよ。ここ数年、ヨーロッパ勢のやる気がいまいちなかったのですが、今年は円安のせいでしょうか。“あの”フランスでさえ、人寄せのためのパフォーマンスに力を入れていました。最高級のワインとシャルトリキュールズ(惣菜)を惜し気もなく配り、バイヨンヌハムのスライスサービスまで行われていました。

スペインハムにすっかりお株を奪われていたフランスの逆襲!そして、それに少し負けてしまったスペイン(もしくは、日本でのビジネスが安定してしまって、もはや派手な呼び込みは不要と判断したか…)。







横浜中央卸売場で異彩を放つJust Meat!



先日もFBに上げましたが、両親に連れられ横浜市中央卸売場で海鮮定食を土曜早朝に食べた帰り、市場の片隅にJUST MEAT(今、このHP機能していません…なぜかというと、店を取り仕切っていたお母さんが入院中で大忙しになってしまったから。お父さんがさみしそうに言っていました)というハム屋を見つけました。フランス、イタリア、スペインの名だたるハムに、ハンガリーのマンガリッツァ豚肉。イベリコ豚の生ハムも原木でお安く買えるそうです。

食べるのは大好きだけど、今ひとつ、ハムの種類や製造法などがピンときていない私です。展示会でもらった資料によると…







フランスのバイヨンヌハムとハモンセラーノ





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スペインを代表する生ハムは大きく分けて「ハモン・セラーノ」と「ハモン・イベリコ」の2種類。「ハモン・セラーノ」とは「山のハム」ことで、昔は塩漬けした肉をしっかり熟成・乾燥できる山岳地方で作られていた。今はコンピュータで湿度、温度を管理できるので、多くは工場で製造される。

「ハモン・イベリコ」原料が、どんぐりを食べて育つスペイン原産の黒豚、イベリコ種の豚が原料。

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前回の「カジョス」に欠かせない「チョリソ」についても、この際、正しく認識いたしましょう。



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粗挽きにした豚肉にパプリカ、オレガノ、ニンニク、塩を加えて練り合わせ、豚の小腸に詰めて数ヶ月熟成させたもの。日本で、唐辛子で辛みを利かせた生ソーセージが「チョリソ」とされているが、まったく別物」。

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今年、取材で代々木上原の「エンボカ」という店に行きました。そのときは窯焼きピッツァの話を聞きましたが、カウンターには赤く鈍い光りを放つハモン・イベリコがありました。オーナーさんがスペインを巡り、自分でみつけた逸品!だそう。とろけるような脂がたまりません。







「うちは発酵食屋」というジャストミートの店員さん。熟成の旨味は最高です!





前出のジャスト・ミートでは、原木3万円で売っていると聞きました。夢ですね、マイ・ハモンを食卓に置くの…。まさか、Miyaさんは私の夢を実現していたりして!?



ハモンと一緒に飲むのは、やはりシェリーなんでしょうか~? 夢ふくらむわ。

では、お便り待っています。





Reiko







from madrid to tokyo









ハモンがより気軽に食べられる、いわばファストハム店がちらほらできているるマドリード





Reikoさま





あぁっと言う間に春めいた日々が続いています。昨日、久しぶりにテラスでコーヒーを飲んだら眩しかったです。日の光を見ていなかったのです。というのも、「Salón do Gourmetサロンドグルメ」というイベントで、日本食材の輸入会社の仕事をしていました。今回はJETROの取りまとめたジャパンパビリオンの中に、私が非常勤で働いている輸入会社が出店していたのです。めちゃ疲れました。やっぱり日本人は勤勉です。たった4日間ですが、日本から来たメーカーさん達と働いて見て、遠い昔のOL生活を少々思い出したりして。



このイベントはスペイン国内の食品がメーカー単位以外にも県や市の単位でも出店しています。東京のfoodexでスペインブースの元気がなかったとのこと、少々残念。私の友人知人も参加していたはずなんですけどね。これから盛り返してくれることを信じて!



ところでreikoさんは生ハムのことを書いていますが、日本にはスペイン産の生ハムはかなり輸入されているのでしょうか。以前に決められたメーカーの加工工場のものだけが日本には輸出されていてスペイン旅行のついでにお土産で買うのはなかなか難しいと聞きましたが……



この前のお手紙にも書きましたが、私は生ハムを買う時はモニカの店で買っています。スペインに住み始めてからずっと家の近くにあった肉屋さんでハム類も買っていたのです。一般的には、ハム関係と肉関係は別の店なのですが、そこは両方扱っていてとても便利でした。親父さんは生ハムを買おうとすると、「家で家族と食べるのかい? それとも誰か日本から来るのか?」なんて言いながら適当なものを選んでくれていました。例えば同じJabugoハブーゴ(アンダルシア州ウエルバ県ハブーゴ村のイベリコハム)だって、一本一本違うのだそうです。美味しいのを食べれれば文句ない私としては親父さんに任せっきり。私が数年前に違う区域に引っ越してから、親父さんは店をたたんでしまいました。







モニカに選んでもらうハムはいつもまちがいなし!





その後、少しの空白ができて私の店の斜め前にあるCHARCUTERIA JOSEで買うようになったのです。ホセ JOSEが引退して後を継いだのがモニカ MONICA。Reikoさんが書いているような種類のハムは全て揃っています。彼女のお勧めにハズレなし。値段でも種類でもなく、その時彼女が美味しいと思ったものを勧めてくれます。



こういう対面販売は、だんだん廃れてきましたね。時間もかかるし面倒かもしれません。でも、あれこれ細かい希望をいいながら、時には喧嘩腰になりながらも好みのものをゲットするスペイン人はかなり食にこだわっていますよね。







マドリードに行ったら、今度は気軽に生ハムざんまい!





そして生ハムといえば最近マドリードの中心地でよく見かけるようになったのが、ハモンやチョリソをファーストフード感覚で食べられるこんな店です。ソル広場の近くに4、5件のお店があっという間にできました。ターゲットははやり観光客なのでしょうね。パンにはさんだボカディージョも今までテイクアウトように売っていたものよりおしゃれに見えるには店構えのせいでしょうか。もちろんお値段は観光地価格という気もしますが…



ただ、旅行にいらして気軽に生ハムやチョリソを試して見るのにはいいかもしれませんね。ボカディージョもすごく大きいから、これだけでお腹いっぱいになりそうだし。







チェキラ!Miyaさんイチオシの赤ワイン「ウルトレイヤ」





最後に…私が最近はまっている赤ワイン「ウルトレイヤ」をご紹介します。日本にも入荷していますがリリース数は少ないです。もし見つけたら迷わずご購入をお勧めします!あえて詳しいことは書かずにおきましょう!



さて次は、テラスの楽しみなんてお知らせできたらいいなぁ。

Miya




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マドリードの新スポット! GOURMET EXPERIENCE [マドリードの店]

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マドリードの3つ星レストラン「DIVERXO」のお手軽版「Street-XO」のオープンキッチン

Reikoさま

前回、マドリードは暖冬…と書いたのですが、寒さが戻ってきました。
今日はマドリードの中心地にある新しいスポットを紹介しようと思います。
日本ではソラマチなんてよく聞きますが、行ったことはありますか?

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最近のマドリード、中々の青空!でしょう。青空の写真はマドリードのへそ、「ソル広場」です。
ここから歩いて5分もしないところにカジャオ広場があり、「エル・コルテ・イングレス」という                    デパートから始まる「プレシアードス」という通りで繋がっています。ブティックや靴、ランジェリー、              アクセサリーの店、おみやげ物屋などなど、見ていても楽しい通りです。

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最上階からの眺めは最高!のGOURMET EXPRIENCE

さらに進んでカジャオ広場に着くと、「エル・コルテ・イングレス」がもう1軒現れます。                      昨年、ここの最上階にグルメスポットの「GOURMET EXPERIENCE」ができました。                      日本語でいうと「グルメな経験」。お洒落な名前ですよね。

以前、ここはいわゆる“デパートの食堂”でした。
窓からの眺望は素晴らしく、王宮やオペラ座、遠くに王の狩場だった森も見渡せます。                     煉瓦色の屋根やカジャオ広場の喧騒が間近に迫ります。私はこの場所が大好きで、                      人の混んでなさそうな時間を選んでお茶をすることもよくありました。
この絶景を活かして夜11時半まで営業しているので、マドリードにいらしたら一見の価値ありです。

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客の目の前でつくってくれるこの料理、たしかにアジア風…

景色のことばかり書いてしまいましたが、もちろんグルメな経験が出来る場所なのでいろいろな店があります。
現在の目玉は、今回ミシュランの3つ星を採った「DIVERXO 」 が経営している「STREET-XO」。

本店と同じく、スペイン人の作るアジアチックなフュージョン料理を手軽に楽しめます。                      オープンキッチンで働いているのは今どきのイケメン青年ばかり。                                  メニューを一つ一つ説明してくれた後は、ガンガンにかかったロックに乗って踊りながら…と言っても               過言ではないパフォーマンスで、注文した料理を作ってくれます。

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そして出来た料理は皿ではなく敷紙に盛りつけています。
「DIVERXO」を率いるシェフのダビットには、一度だけ仕事で紹介されて会ったことがありますが、             モヒカンで鼻ピアスのアンちゃん(失礼!)という出で立ちで、なかなか面白い人でした。
最近の写真を見たら、彼のファッションは変わらないようです!

本店はわかりませんが、ここでは焼きそばなど炒めものをアレンジした料理が美味しい…というより、            臨場感を楽しむ感じ。以前、一緒に食べに行ったフランス人の寿司シェフは「僕達ヨーロッパ人の持つ           アジア料理のイメージがこれかなぁ」と言っていたけど、当たっているかもしれません。

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メキシカンレストランのプラート。タコスがおいしそう!

その他、中国人の経営する点心と寿司(?!)、ピザ、大手の肉屋さんが展開しているグルメハンバーガー、         メキシカン、タパスバーにアイスクリーム、お洒落なパンやケーキを揃えたカフェ。
店はどこも小さくてバル形式なので、テイクアウトして外の見えるテラスなどの席で食べることが出来ます。           もちろん、景色のいい席は、はじめに埋まってしまいますから、景色を楽しみたいときにはまず席取りを。
私はここのほぼすべての店で試してみましたが、先に書いたSTREET-XOと同じく、                      どこもおしゃれで高級なファストフードという感じでしょうか。

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こちらも見逃せませんね。世界の食材コーナー

また店の並ぶ反対側には、インターナショナルな高級な食材が揃っています。
ワインや生ハムを始め、チーズや調味料、チョコレートやお菓子類も揃っています。もちろん日本食材もたくさんではありませんが、売っていますよ。
お値段は――やっぱり高級でした。

マドリードの中心地に新しく出来たこのスポット、たぶんこれからももっと広がっていくでしょう。
グルメな経験をしに、立ち寄ってみるのも楽しいですよ。


Miya

 

 from madrid to tokyo

 

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これがマドリードであらたにミシュラン3つ星に輝いた「DIVERXO」のダビッド・ムニョスシェフ 

Miyaさま


すぐにマドリードに飛びたい!! フランス人シェフがブログで「DIVERXO ディベルショ」の                   ダビッド・ムニョスさんのことを書いていて、興味津々だったんです。
だって、このルックスですもの! 2014年のスペイン、ポルトガル版で、スペインで唯一、                    新しく3つ星に輝いたレストランなのですね。

こちらのニュースサイトで彼のことがわかる記事を見つけました。それによると…。
http://gulfnews.com/life-style/food/features/three-michelin-stars-for-quirky-madrid-restaurant-diverxo-1.1259076

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自らを「野蛮な」アプローチで客を迎えるというムニョス氏。彼のレストランでは、                         食べている途中の客の皿に、料理人が材料を放り込むという光景が見られる。                         スペインで8軒目の3つ星レストランになったことを知ると、33歳のムニョス氏は                         「奇跡だ」とコメント。スペインの最年少3つ星シェフのキッチンはわずか30㎡だ。                       「ディベルショで3つ星レストランのコンセプトを変えたい」と彼は言う。                                1日15時間働き、この6年間、休みを1日もとっていないという勤勉ぶりだ。                            「ここでの食事には、サプライズを覚悟してほしい」そうだ。
メニューは7皿からなる「ショートコース」(95ユーロ)と、                                       11皿からなる「ロングコース」(140ユーロ)の2つのみ。
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Miyaさんが紹介してくれた「STREET-XO」のほうは、5月にロンドン店ができるようですよ。                     マドリードの元気な一面を見た気分です! 私もグルメな経験したいわ。                             貴重な情報ありがとうございました♪


Reiko


タグ:DIVERXO
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マドリードで一番オシャレな市場、サンアントン市場 [マドリードの店]


オシャレな街「チュエカ」にあるサンアントン市場

Reikoさま

最近のマドリードは、そろそろ夏かと思うほどの天気から急に寒くなったり雨が降ったり、
どうかしています。お陰で私のまわりは風邪ひきばかりです。
東京はどうですか?

ところで、マドリードの市場のこと、もう少しご紹介したいと思います。
今回は、私の大好きなメルカード・デ・サンアントン(MERCADO DE SAN ANTON)。
前回のとはまた違う顔を持っています。
この市場はマドリードの中心にあるチュエカ(CHUECA)という地下鉄駅のすぐ近くにあります。
マドリードでチュエカといえばゲイの方々のメッカ…。
とてもファッショナブルで素敵なお店のある、とても楽しい地域です。
アーティストやオシャレな若者達も買い物や食事にと集まってきます。



市場とは思えない!お店の人たちもこの通り。高級レストランのシェフみたい


この市場、もとは古くて小さな市場でした。私は一時期、この近くによく行くことがあり、
ついでに買い物のためにとよく立ち寄っていました。
でも、小さくて古ぼけていてパッとしない市場だったのです。
それが数年前に建て替えられ、チュエカのイメージにピッタリのビルに生まれ変わりました。



吹き抜けの明るい空間に人がぎっしり


地下はスーパー、一階から上は広くて高い吹き抜けになっていて生鮮食品やお菓子やパン、
どの店もブティックのようにオシャレにディスプレーしています。
店舗数は少ないけれど、高級感にあふれる店ばかり。
さすがにファッションやグルメにうるさいと土地柄ですね。



チキン&ブリーチーズ、サーモンのタルタルのオープンサンド。こんなのでワインを飲みたいものです


そして上の階はフードコート、バルもありますし、スペインの魚介やタパス、
イタリアンに寿司やギリシャ料理、それぞれの飲み物までテイクアウトできます。
みんな、思い思いに買ったものをすぐそばのカウンターで気楽に楽しんでいます。
最上階はレストラン、テラスのある広々とした気持ちの良いスペースです。
私は、時々、ここのテラスでお茶をしたり、一杯飲んだりします。
そして、この市場の営業時間は上階のフードコートは年中無休で24時頃まで、
下にある店舗は朝から20時までの営業と、これも通常の市場とは少し違います。



フードコートとはまた違う、オシャレでおいしいマドリードの市場。行ってみたい!!


地元のニーズや集まってくる人達の声に応えて生まれ変わった市場と言えるでしょう。
そして、週末の夜はたくさんの人達で大混雑ですが、
その割に観光客があまりいないのも実は魅力の一つなのです。
つまりはもう少し落ち着いている…と言いましょうか。
もしかしたらマドリードで一番オシャレな市場はここではないかなぁとおもいます。

東京にはもっと大きくて素敵な場所、たとえば少し前のヒルズのような場所、まだまだできていますか?

Miya

お知らせ
スペインと日本のフードビジネスのサポートやマドリッドを中心としたスペインの日本食スペイン料理、スペインのレストランや展示会の取材等、食に関するお仕事のお手伝いをいたします。

お仕事の依頼はまでご連絡くださいませ。
latiendademiya★gmail.com
(★部分に@をお入れ下さい)







from madrid to tokyo







日本は「横丁」流行り? 串揚げ屋、焼き鳥や、カバブ屋などがあります


Miyaさま

梅雨入りした日本ですが、その途端、晴れの日が続いています。
暑すぎず、風もありさわやかな日々。亜熱帯に近づいている、
近年の日本では貴重な数日間です。

サンアントン市場、楽しそうですね。ショッピングモールみたい!
それとも食のテーマパーク? 市場のそばで食事ができる点は築地の
場外市場にも似ているけれど、ずっとオシャレですね。
よく観光客に見つかっていませんね(笑)

NYのチェルシーも、パリのマレ地区もゲイの街いとされていますが、
いずれも流行の発信地。新宿二丁目のそばにも、流行の発信地・伊勢丹が
ある。チュエカも高感度人間が集まる地域なんですね。
ますます、行ってみたいわ。

日本ではショッピング施設、増えています。
最新は東京駅の駅舎を改装したKitte。少し前には、渋谷駅のヒカリエ
表参道の東急プラザができました。東急プラザは空中庭園があって気持ちいいみたい。
私といえば、人ごみが苦手なので、今だに行っていないんです。
でも、どこに行っても入っているお店は似たようなもので、
なんか行ってみたいと思えないの。

 
自由が丘駅のホームからも見える「虎穴横丁」。フレンチと居酒屋が同居してます

最近、増えていると言えば、「横丁」かな。
恵比寿横丁や吉祥寺のハーモニカ横丁、渋谷には恋文横丁。
細い道沿いに小さな店がひしめき合う飲み屋街?
恵比寿横丁などは、外国人を連れていくと喜んでもらえるんですよ。

私の住処の近く、自由が丘にもそんな場所ができています。
わずかなスペースにいくつかの店が身を寄せるように集まっています。
昭和的? 私たちの生まれた昭和時代が巡り巡って、
平成の今、ちょっと懐かしく新しく思えるのかもしれませんね。

さあ、次はどんなマドリードの顔がみられるかな。楽しみです!


Reiko


メルカードに行こう! 減少の一途をたどるマドリードの個人商店 [マドリードの店]







今回は46あるマドリードのメルカードをご紹介



Reikoさま

日本のゴールデンウィークと同じ時期の5月1日、2日の連休も終わり、
今がマドリードの一番良い季節だなぁと思います。
今回はReikoさんに私の店舗もあるマドリードの公営市場の一つをご紹介しますね。



メルカードで営業する個人商店。どれも新鮮そう

マドリードには
MERCADO(メルカード)と呼ばれる公営市場が46箇所あります。
中には肉、魚、野菜などの生鮮食品の他、ハムやチーズ、オリーブなどの漬物類、
パンやお菓子に雑貨、そしてスペイン人には欠かせないバルまで、日常に必要なものは
なんでも揃っています。スーパーと違うのは各店舗がそれぞれに独立していることでしょうか。

そして46のメルカードにはそれぞれその顔があります。
それは同じ生鮮食品の店舗であっても、メルカード周辺の住民に合わせた価格や品揃え
になっているからです。なかには、移民を意識したアジアや南米の食材を扱う店が多い市場も。
私もニラや冬瓜、里芋なんかが欲しくなると、ここに出かけます。

また観光地の近くのメルカードには、フードコートのように改装された場所もあります。
もちろん食材も売ってはいますが、ほとんどは一杯飲んだり、つまんだりと観光客を意識したメルカード。
ここも中々楽しいですよ。ただし価格は観光向けなので、日常的には通えませんが。



Miyaさんのお店があるメルカード


さて、私の店のある市場は46の中でも高級グルメ市場として有名です。
魚屋さんには立派なトロも並び、日本人はもちろんのこと、「SASHIMI」「SUSHI」のために
買い求めるスペイン人客もたくさん! 週末はとても混みます。
また肉屋の中にもスペインのブランド肉、
ガリシア牛やイベリコ豚のチャンピオンを
競り落とすことでニュースになるような店もあります。



チーズがずらり!! 端から食べてみたい!

私が店を持った4年前には、今までの相場に比べて
20%から30%も高いここで
買物をすることができませんでした。それでもたまに買う食材の新鮮さや質の良さには驚きでした。
現在は、持ちつ持たれつ。お客さんを紹介しあったり、近所のよしみでおまけしてもらったり、
ほぼ日常の食材はこのメルカードですましています。



スーパーの手軽さに押され気味の個人商店。でもがんばってほしい!

ところで、この公営のメルカード、長引く不況やライフスタイルの変化で、どこも苦戦しています。
不況のためより安いものを求めて、また共働きのため長時間営業しているスーパーで、
日常的に買い物をする人が増えているのは当たり前ですよね。

それに
メルカードの場合はほとんどが対面販売。商品を選んで、物によっては切ってもらったり、
パックしてもらったりと時間がかかります。スーパーは、その点、パックになっているし、
日本のようにレジの効率は良くないけど、ずっと早く楽に買い物ができます。
そうそう言葉の問題もないですしね。



お惣菜もハイグレード。ちょっと高いけど、品質は格別!のメルカード

また、公営ゆえに営業時間や休みはカレンダー通りの昔のスペイン通り、
一部のメルカードを除いては2時から5時まではお昼休み、土曜日は午前中のみの営業で、日祭は休みです。
スーパーはもちろん昼休みはないし、少し前までは法律で日祭の営業は禁止されていたものの、
場所や販売品目により規制緩和されてきました。これからはますます緩和が進んで、
日曜日は買い出しがレジャーになるかもしれません。これって日本じゃ当たり前のことですよね。

そんなわけで中々大変な状況にあるメルカード。場所によっては稼働率が40%。
シャッターが閉まった店ばかりが目につくところもあります。そのために権利を半分売って大改装し、
生き残りを賭けるところもありますがすべてがうまくいくわけではないようです。
でも、この風情やスペインらしさ、街々によって違う顔…昔の日本の商店街のように生き残って欲しいものです。

Reikoさんも次にスペインにいらっしゃるときにはぜひメルカードものぞいてみて下さいね。
とってもお勧めですよ! お買い物をしなくても楽しめますし、
おみやげ屋さんでは見つけられない
本物のスペイン
が見つけられるかもしれません。



トーストセットもあれば、イカフライやクロケットなどおつまみもある!


そして、私のイチ推し!が市場の中のバル。働いている人に食事を提供するため、
昼休みも唯一営業しています。もちろん外からのお客さんも普通に昼ごはんを食べることができますよ。
食材はすべて市場の中の店舗で調達しているので、
旬の食材を使った日替わり定食は試す価値ありです。
スペインのおふくろの味を食べることができますから。
隣り合った魚屋のおじさんに「今日は魚のフライにしな。絶対うまいよ」といわれることもあります。
ただし、量が多いのがねえ・・・かなり胃拡張になった私でもデザートまで完食できたことがありません。
また、うちのメルカードでは土曜日(午前中のみ営業)にはいろいろな店舗が工夫を凝らして、
試飲や試食のサービスを行なっています。
もちろん私の店でも珍しい日本酒など試飲していただいています!! なんて宣伝しちゃいました。

日本はやっぱりスーパーやコンビニ天国なんでしょうか??
Reikoさんはやっぱり個人商店よりスーパー派??


Miya

お知らせ
スペインと日本のフードビジネスのサポートやマドリッドを中心としたスペインの日本食スペイン料理、スペインのレストランや展示会の取材等、食に関するお仕事のお手伝いをいたします。

お仕事の依頼はまでご連絡くださいませ。
latiendademiya★gmail.com
(★部分に@をお入れ下さい)







from madrid to tokyo









バリ島のパサール(市場)。野菜や果物、雑貨を売っている


Miyaさま

土地の市場を見に行くのは、旅のひとつの楽しみです。国内、国外、必ず探しちゃいます。
主婦は誰でもそうかも(私は主婦じゃないけど…)! 京都の錦市場、大阪の黒門市場、
北海道各地の市場、それから道の駅。
見つけると、糸で引っ張られるように、自然と足が向かってしまいます。

一度しか行ったことのないスペインは、仕事だったためメルカードには行けなかったのがとても残念。
マドリードだけでも46のメルカードがあるってどれくらいなのかな、と思い調べてみると、
マドリードの街は605平方kmで、東京23区は620平方km
だいたい同じ。とすると、1区に2つある感じ? 
そう思うと46のメルカード巡りは、1週間では無理かしら? 
でも、とても楽しそうだから、
メルカードガイド本を作りたいくらい。
そうしたら、少しはメルカードにお客さんが戻ってくる助けになるかしら?

私はパンやケーキ屋さんの取材が多いのだけど、フランスで修業してきた人などは、
対面販売にこだわることが多い。ひとりひとりと話をして、大事な商品を売りたいというのが
昔ながらのヨーロッパスタイルの商売方法ですよね。それがなくなってしまうなんて、とても残念。
でも、マドリードは今、そういう“近代化”のサイクルに来ているのかもね。
いつかきっと、古き良き時代の個人店というのが復活することになると思います。



バンコクのオートーコー市場。目の前で料理してくれる食事が最高

さて、先日旅行したバンコクとバリでも「市場めぐり」を楽しみました。
バンコクでは、衛生管理も行き届いた農協の市場「オートーコーマーケット」がよかった! 
生鮮食料品、乾物、惣菜、お菓子、生活雑貨、工芸品。もちろん、その場で調理してくれる
フードコートもありました。ちょっと値段が高いのか、タイの人は少なかったかな。



“乾物”のひとつが、干し魚。オートーコー市場にて


バリ島の田舎のパサール(インドネシア語では市場だけど、スペイン語だと「立ち寄る」って意味だとか?)は
果物、野菜、お菓子、工芸品はあっても、肉や魚、惣菜は売っていませんでした。
観光客とわかると、なんでも5倍、10倍の値段をふっかけてきます(笑)。 
お決まりの「えっ、そんなに高いの? やめとくわ」というと、あわてて追いかけてきて、2割引きに。
やがて、8割引きで落ち着くという顛末です。

人と人とのやりとりは、市場での買い物の楽しみのひとつです。
地元の人がスーパーに流れてしまう事情もわかるけど、そうなったら旅行者を誘うような
商品やサービスを考えてみてはどうでしょうね。Miyaさんのお店のこと、今度はもっと教えてください♪


Reiko

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